スタッフ紹介・遠藤 隆介

介護が必要な人だけでなく
同じ志を持つ人からも
頼られる存在になりたい

特別養護老人ホーム 創生の里

介護士 主任 遠藤 隆介(大分介護福祉士専門学校卒業:平成17年入社)

幼い頃から福祉や介護が身近にありました

生まれ育った地域に、障害を持つ人が働きながら暮らせる施設があり、年に何度かそこでお祭りのようなイベントが行われるときは、よく遊びに行っていたということもあり、自然と障害者の方と触れ合う機会が多い環境で育ちました。

その影響もあって「福祉」や「介護」というものがわりと幼い頃から身近にあったことや、実家も祖父母と同居していて、高齢者と接することや手助けをするということが日常にあったこともあり、高校生の頃にはごく自然に将来は介護の道に進みたいと考えていました。


和気あいあいとした雰囲気で仕事しやすい環境

私の場合、高校を卒業する頃には「介護の道を進もう!」と決めていたので卒業後は大分市にある「大分介護福祉士専門学校」へと進み2年間、座学や実習で福祉について学び、介護福祉士の資格を取得しました。

専門学校在学中の就職活動で「創生の里」への就職が決まり現在、勤務して12年になります。働き始めた当初は、本当にこの仕事ができるのだろうかという不安や覚えることもとても多く必死でした。正直自分が思っている以上に大変な仕事だなと思い知らされることもありました。

しかし、上司や先輩方が本当に優しく、ときには厳しく丁寧に指導してくださったこともあり、段々と「人の役に立つことができる」喜びや働き甲斐を感じながら仕事ができるようになりました。

創生の里の職員はみんな仲が良くて和やかな雰囲気の職場だなぁと思います。職員同士で食事に行ったり、フットサルをやったりと仕事以外の面でもコミュニケーションをとる機会があるので、私も気がつけば10年以上、良い雰囲気のなかで勤務できているんじゃないかなぁと思います。


「ありがとう」の一言で自分の可能性が広がりました

入社して3年目くらいの頃、仕事にも慣れてきというのもあり、介護士としての経験を生かして看護などの道に進もうかと悩んだ時期もありました。

そんなことを考えていた頃、「介護士チームのリーダーにならないか?」という話が上司からあったのと、入所者さんからの「ありがとう」という言葉にこちらが逆に励まされまして…。改めて介護士として技術や知識をもっともっと高めていきたい!と思い、現在に至っています。

今は副主任として、通常の介護業務だけでなく後輩の指導や、4つのフロアのうち2つのフロアの責任者としての業務、さらに県の社会福祉介護研修センターで行われる介護教室の講師などもやらせていただいたりと、これまで積み重ねてきた経験をもとに、仕事の幅も広がってきて、より一層介護の仕事のやりがいを感じています。


介護の道を目指す人のフォローとより働きがいのある環境づくりを目指したい

まだまだ私も道半ばですが、福祉や介護の人材がで不足している中で、副主任として後輩を指導・育成していく立場になり、介護の世界で働く人たちが働きやすい職場づくりとして、愛ある指導とコミュニケーションを図っていきたいです。

介護の仕事は「きつい」「汚い」というイメージばかりが先行している人もいるかもしれません。もちろんそういった面もありますが高齢者の方の日常を支えることができる、とてもやりがいのある仕事ですし、高齢化社会を迎える日本にとても必要な人材だと思っています。少しでも興味のある人は、まず挑戦してみてほしいです。